院長あいさつ

こんにちは。いくこ歯科医院、院長の片桐郁子です。当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。私は、平成9年にこの地で開業し、以来、地元の方々を中心にお口の中のケアを行わせていただいております。

当院は、梅屋敷駅と蒲田駅のちょうど真ん中ぐらいの場所にあるのですが、近くの商店街もとても活気があって、地元の方々の交流も盛んにおこなわれており、下町の風情と温かさを感じるとても居心地の良い場所と感じております。

実は私自身、この近くに住んでおりますので、私にとって蒲田、梅屋敷周辺は、仕事の場所でもあり、生活の場所でもあるんです。

当院はスタッフの勤続年数も長いこともあり、顔なじみの方が多いせいか、お総菜やお菓子などの差し入れを持ってきてくれる患者さまもしばしば。スタッフともども、毎日とてもあたたかな気持ちで診療させていただいております。

私たちを信じ、当院に通ってくださっている患者さまの期待と信頼を裏切らないよう、精いっぱい、誠実に、真剣に。皆さまの一生を管理するホームドクターとして、何でも相談できる、頼れるドクターになれるよう、日々尽力しております。

先日、私の所属している勉強会で、症例発表を行ったときのことです。その回は、入れ歯の症例を発表させていただいたのですが、聴講されていた先生からこのようなご質問をいただきました。

「その治療は自費治療として行っているんですよね？」

ですが、その症例は保険診療として提供したものでしたので「いえ。保険です。」とお応えしたところ、非常に驚かれ、「ちょっと…割に合わないですよね…。」とおっしゃっていました。

…確かに、割には合いません。（笑）

きっと、経営的に、100％ビジネスとして考えたら「保険でもしっかりと丁寧に」というのは絵空事になってしまうのかもしれません。

日本の制度上、保険診療で使用できる材料に制限が出てしまうのは事実ですし、保険では、どうしても達成できないゴールがあることは、残念ながら仕方がないことではあります。

ですが、たとえ保険治療の範囲内でも、許される限り、丁寧に治療を行うことはできると思っています。

手を抜いた治療をすれば、何年後かに必ず不具合が出できます。そして、患者さまがずっと通ってくださっていれば、手を抜いた治療はすべて自分に返ってきます。

歯科医師としての倫理と誠意を忘れずに、常にベストを尽くし、妥協の少ない治療をしたいと思っております。

休みの日は講習会や勉強会に行っていることが多いですね。

基本的に私は不器用で一つの事しかできません。以前の私はリフレッシュするのが下手で、休みの日でもずっと仕事の事考えていました。

5年前からゴルフを始めたので、勉強会のない日はゴルフに行って、リフレッシュできるようになりました。（笑）

歯科の世界は日進月歩。日々新しく発表される技術や手法の中から、患者さまにとって本当に安全で有効と思われるものをしっかりと見極め、習得し、提供していきたいと考えています。ですから、休みの日も、スタッフ全員引き連れて、日々、勉強しております。

ハードなスケジュールにもかかわらずついてきてくれるスタッフに感謝しつつ、患者さまにより良いサービスを提供できるよう、これからも日々精進していきたいと考えております。

よく患者さまから「先生って男らしいですね！」と言われ、びっくりしてしまうことがあります。

私としては「え？女らしいでしょ？」と思ってしまうのですが、患者さまとしては誉め言葉でおっしゃってくださっているようで、「男らしくはっきりしていて気持ちがいいです」と言われます。

確かに、物事をお伝えするときも、あまりオブラートに包みすぎずに、ダメなものはダメとはっきり言ってしまいますので、そんな部分が関係しているのかもしれません…。

ですが逆に、スタッフからは「先生が一番女子力高い。」と言われたりもするんです。

きっと、患者さまへの気遣いについて、かなりうるさく言っているからだと思います。（笑）

当院は、スタッフ全員が女性ですので、女性としてのきめ細やかさや気遣いといった強みはしっかりと残しつつ、皆さまの健康を預かるドクターとして、頼りがいのある存在になれるよう、これからも尽力して参りたいと思っております。

こんにち、私をここまで育ててくださったのは、患者さま。日々、患者さまにも支えられて、患者さまと共に一歩ずつ、歯科医師としても、一人の人間としても成長させていただいております。

経歴

所属学会

診療時間	月	火	水	木	金	土	日
9:30～12:30	●	●	●	●	●	※	×
14:00～19:00	●	●	●	〇	〇	×	×